動植物油脂の精製、販売
魚油は養殖用飼料として
資源循環の役割を担っている
私たちが製造している精製魚油。その原料となる魚油は、主にスーパーや水産加工場などから排出される魚のアラから抽出して得られます。この魚油を精製し、不純物を取り除いた製品を養殖飼料の原料として飼料メーカー様に出荷しており、高い評価と信頼を得ています。また、魚のアラも無駄にせず、製品として有効活用することで、資源循環社会へ貢献しています。
技術
様々な原油を仕入れるため、原料の状態を確認しながら一釡ずつ仕込むバッチ式を採用しています。熟練の技術で丁寧に製造することで、どんな原料からでも安定した品質の製品製造を可能としています。
原料調達
原料となる魚油の品質は、精製魚油の製造において重要な要素です。魚油は特に劣化が進みやすい油なので、原料の供給先と協力体制をとっています。少しでも高品質な水産用飼料や燃料油脂の供給をするべく、日々取り組んでいます。
安定供給
今や日々の食卓に欠かせない食品となった養殖魚。その養殖魚を生産する養殖業を支えるため、日本国内だけでなく、世界各国から原料魚油を調達しています。私たちは、高品質な魚油の製造のみにとどまらず、その安定供給に努めています。
魚油製造フロー
- 脱酸
- 脱色
- 濾過
販売製品
主に魚油は、養殖飼料用原料として出荷します。また、魚油を精製する過程で発生する不純物は、本来廃棄されるものを有効活用し、ボイラー燃料(ダーク油)としてグループ内やお客様へ供給しています。
未利用資源である回収油を、
無限の可能性ある工業用油脂へ。
全国の食品加工会社やレンダリング工場などから廃食油・牛脂・ラードなどを仕入れ、工業用油脂として化学工業メーカーへ販売するほか、牛脂を簡易精製し、ペットフード用油脂としても販売しています。また、近年注目されているSAFの原料として、廃食油の出荷も行っております。
限りある資源を無駄にすることのないよう、今後も油脂の新たな可能性・利用先の創出を模索してまいります。
工業用油脂精製フロー
販売製品
SAFとは